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何のために学ぶのか

 

「古文の文法を詳しく覚えたところで、大学生になったら忘れるよ」というのは、私が学生に言うことです。ではなぜ学ぶのか?と投げかけます。いろいろな返事がありますが、多くの場合、私の意見と違うものばかりです。私は先人の考えを受け継ぎ、「生きる知恵を身につけるため」と答えます。受験勉強は合格するためにやるものですが、同時に人の知的幅をひろげ、社会生活を豊かにするという効用があると確信しています。

受験勉強は多くの場合、自分との戦いです。自分を磨きながら夢をつかみましょう。たとえつかめなくても、違う夢を見つけられるかもしれません。暗いイメージにとらえられそうな受験勉強、なんとぜいたくで有意義な時間であることでしょう。

                                                  代表  木本 原志

少人数嗜好思考。

 

僕自身、大教室でマイクを使って授業することもあるのですが、全員に伝えきれない無念さというものは、いつも感じます。本当に伝えたいことは、高いところからやカメラの向こうからではなく、同じ目線でざっくばらんにやった方が絶対に伝わりやすいと考えて、この南城館をスタートさせた覚えがあります。だからこそ、もしここを学ぶ場所として選ぶなら、リアクションをオーバーに、そして知識習得に貪欲にならなくちゃもったいない。

 僕自身が今、もし浪人しているのなら「こういうところがあればいいのに」と思えるところを目指しているつもりです。ともに頑張りませんか?

                                                  館長  池邉 泰臣

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